爪に黒い線が出てくる場合
手や足の爪に黒い線が出てくる事があります。
大抵の場合、爪の根元にある爪母細胞(爪を作る細胞)の辺りにホクロ(メラニン色素がの固まり)が出来て、爪に色素が移ってしまう状態であり、基本的にまったく問題がありません。
ただし、ここで気をつけたいのが「メラノーマ」の可能性があるということ。
メラノーマとは皮膚がんの一種で「悪性黒色腫」と呼ばれる、ホクロ(メラニン色素細胞)がガン化したものです。
線が太くなったり濃くなったら注意
見分け方としては、爪の黒い線が徐々に濃くなったり線の幅が太くなっている場合には、メラノーマの可能性があります。
また、まっすぐ綺麗な線ではなく、染み出すような広がりがある場合も注意しましょう。
ちなみに、メラノーマは発見が遅れてしまう事が多いそうです。
それは、ホクロだと思って見逃してしまう場合が多いからだそうです。
実際は、見える場所に症状が現れているのですから、早期発見が可能なガンとも言えます。
日本人は、ホクロから爪に黒い線が入る事も外国の方に比べて多いそうですが、心配な方は一度皮膚科に見てもらうことをお勧めします。
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