爪がデコボコ・ガタガタしている場合
爪の表面が滑らかではなくデコボコ・ガタガタしている場合に、体の異変から来ているものがあります。
爪が伸びる方向に向かって縦線のデコボコの場合は、ほとんどが老化による影響や皮膚の乾燥、手の湿疹が爪を作る細胞に影響しているなどもありますが、それほど心配する事はありません。
問題は横にスジの入ったデコボコの場合。
横線の場合は、爪を作る過程で何かしらの影響を受けたため、一時的に筋が入ったり、戻ったりを繰り返している状態です。
「爪甲横溝(そうこうおうこう)」と呼ばれ、
・爪の根元の辺りに衝撃を受けた
・栄養不足
・服用している薬の影響
・貧血や痔
などが挙げられます。
溝が深い方だと糖尿病や亜鉛欠乏症、血液系疾患などの疑いもあります。
一度、皮膚科か内科の病院を受診されると良いでしょう。
爪の症状が現れた指によっても変わってきます
爪の横線が現れた指によっても、体調や状態を表していることもあるようです。
親指⇒精神的影響、過労などストレス
人差し指⇒アトピーなど慢性的な皮膚疾患の方に多い
中指⇒消化・排泄系、痛風や腎障害など
薬指⇒気管支系、眼疾患
小指⇒神経系、リュウマチや神経痛など
これは、東洋医学のツボとは別に、神経系の成り立ちによって変わるもののようです。
いずれにせよ、体の疾患から来る爪の変形であれば、その原因となる疾患を治さないと爪は良くなりません。
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