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爪の病気と変化が不調のサイン
「爪は病気のバロメーター」という言葉を一度は聞いた事があるかもしれません。
爪を見ることで、爪の病気だけじゃなく体のいろいろな部位の疾患や不調を教えてくれるというものです。
もちろん体の健康に問題は無いけど、薬品や外的影響で変化してしまう事もありますので、一概に体のどこかが悪いとも言い切れませんが、健康な爪は表面がなめらかで艶があり、スッと真っすぐに伸びています。
あなたの爪はどうですか?
手の爪を見る事で、体調不良の改善方法が分かるかもしれませんし、病気の早期発見に繋がるかも知れません。
ちなみに、髪の毛の変化も同じように体の調子が現れやすい部位と言われています。
爪や髪でなぜ分かるの?
なぜ、体の異変が爪や髪に変化として現れるのでしょうか。
それはまず、爪や髪の毛は体の表面に表出している部位の中でも、細胞分裂の盛んな場所ということがあります。
そのため、体の異常が表面化しやすいと言えます。
ちなみに、爪は1日に0,1mm前後、髪の毛は1日に0,3mm前後伸びています。(個人差があります)
次に、爪や髪の毛は皮膚の角質(ケラチン)が変化して硬化(角質化)したものです。つまり、風邪を引くと顔色が青くなったり、赤くなったりするように、爪にもその時の血行具合や栄養状態が克明に記録されてしまいます。
そして最後に、爪は体の末端にある部位であるため、体に必要な栄養素が足りない場合、最後に栄養素が配られる為に、不足状況などが一番出やすいところでもあります。
爪の症状と病気
爪が変化するとすべてが病気という訳ではない
ここまで読まれて、もしかしたら心配になられた方もいるかもしれません。
しかしながら、一般的な爪と比べて自分の爪に違和感を感じる場合でも、すべてが体の異変や病気がある訳ではありません。
爪が変化する理由として3つに分けられます。
・皮膚や内臓などの病気や不調の影響を受けている
・爪そのものが病気になっている
・病気とは別に、薬品など外的影響を受けて変化した
最後の「外的影響」とは、毎日の仕事や生活習慣において、洗濯や食器の洗剤やマニキュアの薬品、日々重いものや爪に負担の掛かる動作をしているなど、体の健康とはまったく別に、爪に直接何かしらの負荷や反応が起こっている場合を指します。
そして当然、爪の変化だけで体全体の異常が分かる訳ではありません。
もし、不安や心配がある方は、一度皮膚科病院を受診されると良いと思います。
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