巻き爪 原因

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巻き爪はどうしてなるの?

 歩く度に痛みの走る巻き爪。巻き爪はどうしてなるのでしょうか?

酷い彎曲爪

 巻き爪の正式な名称は「過彎曲爪」といいます。
 爪の変形には彎曲爪陥入爪があり、痛みのあるものを陥入爪と言いいますが、彎曲爪も進行すると痛みを生じる場合もあります。
 一般的には変形した爪を総じて巻き爪と呼ばれています。

 陥入爪になる原因としては、爪が柔らかい体質、歩く癖、足に合わない靴による外的影響、爪白癬など様々な要因がありますが、全体的に指先に変な負荷が掛かり過ぎることで爪が変形すると言われています。
 そして大抵の場合、一番負荷の掛かりやすい足の親指(第一趾)に疾患が起こります。

 また、爪を切りすぎる事で、その他の要因を助長・悪化させてしまったり、爪の両脇を深く切った事で爪の角が皮膚に刺さり、炎症や感染症を起こす場合も多くあるので、深爪には注意が必要です。

 人口の10人に1人が巻き爪・陥入爪の問題があるとも言われますが、爪が丸まってしまう正確な原因は、今のところ分かっていません。
 ただ、最近の研究では、爪の内側から(足裏から)の圧力が適度に掛からないと爪が湾曲してしまう事、歩行運動の少ない方がなりやすい傾向にあるとも言われています。

日常の巻き爪対策法

 日頃私たちが、巻き爪にならないように注意しなければならない事は何でしょうか。

巻き爪にならない正しい爪の切り方

 まず、爪の切り方に注意しましょう。

爪の切り方 スクエアオフカットとラウンドカット

 巻き爪にならないための正しい足爪の切り方として「スクエアオフ」カットがおすすめです。
 爪を真上から見て真一文字に横に切り、最後に両角を少しカット、もしくは爪ヤスリで削って丸く整える方法です。
 1ミリ弱程度、爪の白い部分を残すくらいがベストです。

 一般的な「ラウンドカット」だと、爪の両端を切り過ぎてしまう傾向にあるので、巻き爪になりやすくなります。

 その他には、自分の足に合った靴を履く事。

 サイズが大きい、もしくはキツい靴は、指先に対して変な負荷が掛かってしまいます。

 また、女性の場合はパンプスや高いヒールなども、必要以上につま先に体重が掛かってしまいます。
 仕事によってどうしても履かなければならない場合もあると思いますが、休日など足を休められる時は休めるようにしましょう。

正しい靴選び

 近年、巻き爪・陥入爪に悩む方が増えた原因に「西洋型の靴社会」が挙げられています。

 それまでの日本は足袋や雪駄、草履、下駄といった、上方から爪に掛かる負担のないものがほとんどでした。
 そこへ西洋のシューズが一般化したことで、巻き爪疾患が増えたとも言われています。

 もちろん、現代で鼻緒の付いた草履などを履けという訳ではありません。
ただし、自分の足のサイズや、出来れば形にも合った靴を選ぶことが大切です。

 日本人の足は、欧米人に比べて幅広で足の甲が高いのだそうです。
なので、日本人の足に合わせた日本メーカーの靴が理想ですが、オシャレで可愛い靴を選んで履きたいもの。

 そこで、履き心地や疲れ具合を加味しながら適度にローテーションして履きましょう。

 また、パンプスや高いハイヒールは脚だけではなく、体の骨格にも負担を掛けて影響しがち。
 正しいきれいな姿勢や歩き方を心掛けて、休日などは出来るだけ履き心地の良い靴を選び、足を休める工夫をしましょう。

巻き爪になってしまったら

 すでに痛みを感じる巻き爪になってしまったら、または痛みがなくても爪が酷い湾曲変形してしまった場合は、自然に治る事は難しくなります。

 そんな時は、自宅で自分で出来る巻き爪矯正器具「巻き爪ブロック」がおすすめです。

 値段も安いお手頃価格で、誰でも扱い易く、医学的に正しい治療法を用いた人気の治療器具です。

 見た目がスマートな「巻き爪ブロック」は、装着したまま日常生活を普通に送れるので支障がありません。

 着けてすぐに痛みが取れてしまうほど即効性があり、工業用バネを使っているので1つで4ヶ月ほどの継続使用が可能です。

 

公式サイトこちら⇒<自宅で簡単!巻き爪ブロック>

 

 ちなみに、巻き爪両脇の皮膚が化膿・悪化している場合は、それなりの消毒処置をしましょう。
 状況に応じて皮膚科や整形外科の病院での受診も必要です。

 しかしながら、病院や医師によって治療法が大きく変わってきます。
 間違った治療ではありませんが、何でも爪を剥いでしまう外科手術を選ぶ場合もあります。

 巻き爪で通院する場合は、病院の評判などを確かめてから通うのがお薦めです。

巻き爪ブロック矯正治療